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夏休みのくにから帰って、今日からその2は保育園に行かされるのだという朝、
わたしが台所で朝ご飯の準備をしていると、寝室でごそごそしている気配。

パッといきなり寝室のドアが開くとその2が

「今日、保育園には行かないよっ!!」

顔だけ出すと大声で怒鳴るなりパタリとドアを閉めてしまった。

鳩時計のようだった。
いや、スト時計だった・・・



(この後、ごねるその2をひきずりながら保育園に行く。その1がまだ夏休みなのでやりにくい・・)
by genkiyohou-shi | 2009-08-19 06:22
第一発見者なんてなるもんじゃないわよね。
そりゃ、なりたいと思ってなる人なんていないか・・・
第一発見者って偶然なっちゃうんだもんね。

だって大抵テレビの刑事ドラマなんかでそうじゃない?
犬の散歩で朝、偶然歩いていたら道路脇に転がっている人を見かけちゃって
人道的な行為から「どうしました?」って声をかけてあげると・・・
「し、死んでる!」って事になるのだもの。

そんなの、心の準備もなしにいきなり見せられてドキドキしてるのにさ、
後から刑事さんにしつこく聞かれるんだ。
「そのとき、どうでした?」「どんな姿でしたか?」「周りに人はいませんでしたか?」
覚えてないよ。突然の事でパニックなんだからさ・・・

今日の私は、さしずめ「一晩仕事して明けて朝方、ひらひら帰るホステスさん」の役柄なんだな。
で、人のいない朝早く・・・見つけちゃった訳。見たくもないのに。偶然。

その1「で、朝、見つけたのは何時くらいだったの?」
わたし「明け方は雨が降っていたのに、
    その時はもう止んでいたからだいたい6時くらいかな?」
その1「これで連続4日目だ・・・」
わたし「でももう今朝ので終わりそうなんじゃないかな?」
その1「そんなわからない事、勝手に言うな!終わればいいけど・・・」
わたし「終われば毎日、今日はどうだろうってドキドキしないで済むもんね」
その1「そのときはまだ生きていたんだよね?」
わたし「まだ元気そうだったわよ」
その1「1つだけだったの?」
わたし「そう、1つだけ。」
その1「で、色は?」
わたし「たぶん・・・赤でした」
その1「たぶんじゃなくて、どうなの?」
わたし「赤でしたっ!」
その1「しばらく青は出てないな」
わたし「そう言われてみれば、赤ばっかり・・・その事になにか意味が?」
その1「わからない。・・・ 
    見つけた時、まだキレイに残ってたんでしょ?」
わたし「雨に濡れてたけどね」
その1「写真は?」
わたし「そんなの、カメラ持ってないもん」
その1「携帯についてるでしょ?」
わたし「携帯も持ってなかった!」
その1「惜しいな・・・」
わたし「じゃあ、今からでも自分で見てきたらいいでしょ!!」
その1「もう、変わっちゃってる」
わたし「でもまだ残ってるよ。あんた、自分の目で一回見てきたほうがいいよ~」

今、わたしは若手のその1刑事の取り調べを受けている。
その1刑事が熱心に調書をとるその傍らには事件簿らしきものがおいてある。
表紙には「夏休み あさがおの観察日記」と書いてある。
これ以上取り調べが長引くとお昼にかかって、自分でカツ丼を作らなければならない。
いい加減に釈放してもらいたい。さっさと自分で見にいきな。
by genkiyohou-shi | 2009-08-03 06:36
子供たちと買い物に行くのは嫌いだ。
余計な物を買わされるから。
しかし子供たちは親と買い物に行くのが大好きだ。
運が良ければ自分の好きな物が買えるから。

スーパーで日常の食材の買い物をしているときは、熾烈な攻防戦が繰り広げられる。
わたしがカゴを下げて商品を物色し始めると、子供たちはさーっとスーパー内に散らばり、
手に手にお好みの商品をつかんで、戻ってくる。
わたしが横を向いている隙にカゴにすとんと放り込む。

知らない間に、チョコボールが入っている。
知らない間に海苔が入っている。
知らない間にヤクルトが入っている。

それを奴らの知らない間に戻す。
時々は黙認して戻さない商品をカゴに入れたままにしておく。
このあたりの駆け引きが難しいものである。

さてその様子を簡単に説明すると
♪鮭、入れて、ウニ入れないで、ウニ戻す。
海苔、入れて、海苔入れたまま、チョコいれる。
鯵、入れて、挽肉入れてたまま、ケチャップいれて。

♪おもちゃ付き菓子入れて、菓子戻し、戻したつもりがまた入り・・・

さながら、手旗信号のゲームをしているようである。
by genkiyohou-shi | 2009-07-24 05:57
その1、その2、ともにただ今、ベイブレード(ベイゴマの事を今はこう呼ぶ)
に凝っている。
暇さえあれば、カチンカチンとベイゴマを戦わせて勝敗を競っている。
オモチャ会社の策略で、アニメ番組との連携戦略である。
アニメでは主人公の男の子が自分のベイブレードを武器に旅に出て、
次々おそってくる敵とバトルを繰り広げながら成長し、
大切なのは、あきらめない気持ちと友情と親子の愛と、
そしてこのベイゴマを買う事!と訴えているのである。
毎週、毎週。

今朝もベイブレードに励んでいるその1に、
わたしが「ねえ、宿題の朝顔の絵、描いちゃったら?」と言うと
気分を害したその1が猛り狂った。
その1「そんなの、今度やる~!!!」
わたし「だって、朝顔、すぐ花が咲き終わっちゃいそうなんだもん」
その1「知ってるーーーうるさい~~~。キイ~~」

とにかく今はやりたくなかったらしい。
物は投げるは、弟に八つ当たりするは、であんまりである。
ベイブレードだけつかんで、その1は部屋を出て行こうとした。

わたし「じゃ、いい。そんなにベイブレードだけやりたいんだったら、
    ベイブレードもって旅にでなっ!
    修行だ。全国回って、対戦相手探してやってきな。
    毎日、ベイブレードばっかりやればいい。
    テレビのマンガと同じじゃん、かっこいいから、その1も旅にでな。
    帰ってこなくていい。」
その1「やだ!!」
わたし「いいよ、いっといで。帰ってこなくていいから。」
その1「やだ!」
わたし「パパにも見送り、よろしくって言とく」
その1「や~だ~!!!」

その1は「もう、いいっ」とベイブレードの一式を投げ捨てると、
そばにあった、こちらも最近凝っている「uno」のカードゲームの箱をつかんで
部屋を飛び出して行ってしまった。

ベイブレードはやめたが、「uno」持って出て行ったか・・・
勝負師め・・・
by genkiyohou-shi | 2009-07-20 15:10
みなさん、こんばんわ。
時計の針は10時30分を過ぎました。
「男子 寝体操(しんたいそう)、幼児・小学生の部ペア」の床の演技を
本日は実況生放送でお伝えしています。
解説は私、ぶんぶく噺家です。
私の力の続くかぎり。就寝時間いっぱいまでお送りするつもりです。よろしくお願いします。

さて床の演技ですが、優勝候補のその1、その2兄弟ペアの演技がそろそろ始まります。
場内、静まりかえっております。静かではありますが、選手達の熱気でムンムン。
息苦しいほどです・・・

さあ!始まりました!
弟選手からの演技です。
まずは回転。寝返り1回転半ですっ。
美しいっ、腕の振りを大~きくとって、あ~見事に決まりましたあ!
兄選手のお腹に腕が直撃です。が、これは演技上のふりつけです。
兄選手、上手に受け取りましたね~。慣れています。
顔面で受けることなく、難なくこなしています。
場合によっては、演技中断になることもあるんですけどね~。
大丈夫です。

続いて、弟からの一撃を合図に兄選手の演技が始まりました。
連続回転の様子です。
敷き詰めたマットの対角線を有効に使って、端から端への大きな演技ですっ!
早いっ、早いっ。
体もぐんと伸びて、良い姿勢を保っていますね。
これが案外難しいんですよ。
何回転でしょうか、ようやく止まりました~。
ああっ!しかし、片足がマットから少しはみ出してしまいました。
減点ですっ減点!このミスは痛いです。

あ、ご兄弟のお父様、先ほどまであちらのお席にいらっしゃいましたが
心配で見ていられなくなったのでしょうか。今はお席を外されているようです。

さて、気を取り直して兄。
深呼吸をしている様子。胸が上下しております。
大きな技が飛び出すのでありましょうか。
激しい演技に、はやくも汗、びっしょりの様子です。
ここで開脚!両足を投げ出しておおきなポーズで決めています。
これは両腕も大きく伸ばして、体を大きく見せましょう。文字通りの大の字です。
きれいに決めてきました。見事です。

と、弟選手。
あれ、立ち上がって放送席に向かってきます。
演技中断です。ど、どうしました・・・?

「ママ~だっこ~」
「だめよ、こっち来ちゃ。ちゃんと戻って!!ママ、ちゃんとここにいるから。」
「あつい~」
「わかったから。クーラー付けてあげるから。戻って戻って」
「う~ん」


大変失礼しました。弟選手、不調と空調設備への抗議の様でしたが、
演技続行です。

さて退屈どころか面白い演技の続出ですが、あくびをかみ殺した私の中継も
そろそろ終了のお時間が迫って参りました。
では、まだまだ明け方まで演技の続く会場から、ひとまずお別れです。
是非また、明日の晩にもご期待ください。
おやすみなさ~い。


関連記事・・・「そりゃ仕方ないよね・・・」
        「夏の夜空」
by genkiyohou-shi | 2009-07-16 05:22
様々な工夫だけは思いつくものの、依然自分からは起きる事の出来ないその1を、朝、抱き起こす。
まず両頬を往復ビンタ。バシバシ。
丸まって顔を手で防ごうとするその1の上半身を、背中に手を回してグイと抱き起こす。

「う!」

迂闊であった。
その1は寝るときには「asekusai No5」をまとって寝るのであった。
匂い立つその香りにクラクラする。
起こすわたしのほうがまた寝込みそうだ。


オマケ)
かつてモンローが「寝る時には何を着ているのか」と質問されて、答えた「シャネルの5番」は
シャネルが調香師に「女そのものの香りがする本物の香水」を作るように頼んで出来た物という。
「asekusai No5」も「子どもそのものの香りがする本物の香水」なもので、その香りたるや・・・
by genkiyohou-shi | 2009-07-02 05:32
「かあさ~ん、ごめ~ん、だって今日はいつもと違って”柔らかいオシッコ”だったの」

なんだ、その”柔らかいオシッコ”とは?

その1がトイレから出てくるなり、ぬれたズボンの前を指して
言い訳をする。オシッコするのに失敗したらしい。
なにしろ、今日は”柔らかいオシッコ”だったから。

その1「いつもはね、こう、オシッコは堅くてね、ピュッと出て遠くに出るのにね。
    今日のは違ったの。
    オシッコが柔らかくってよれっとなって下にビチャビチャ落ちちゃったの。」

ああ、”柔らかい”ってオシッコに勢いがないって事で、
それでズボンが濡れちゃったって事で・・・
つまりは「ゆるやかな放物線」だった訳だ。

「それは ゆるやかな放物線を描いて落下していった・・・」

たいてい青春小説だと、ゆるやかな放物線を描くのは白い野球のボールで、
青い空にキレイな弧を描いて落ちてくるものだよ。
それを河原の土手で寝ころんでいる少年が見つめているか、
放課後の教室の窓から女の子が眺めているかなんだな。
たいてい、女の子は恋に落ちる。

「それは ゆるやかな放物線を描いて落下していった・・」

スポーツものでもあるわね。
テニスの決勝戦で主人公が、これで勝負が決まるっていう試合の最後で
相手の打ったボールがインかアウトかどっちに入るかを見極めているときね。
決定打なのにへなちょこボールなんだな。
それで、どっちに入るかをみんなが固唾をのんで見守っているところ。
たいてい、ボールは無情にもラインのギリギリ上に落ちてイン。
それで見送った主人公は試合に破れる・・・

「それは ゆるやかな放物線を描いて落下していった・・」

さて「ちょいと子噺を一席」の場合、
ゆるやかな曲線を描いて落下したのはオシッコなのだ。
この場合、たいてい落ちるのはお母さんの雷。

「あのさ、なんで横みながらするわけ?前、向いて!!
で、ちゃんと手を添えてね!!だからいつもこぼしちゃうんでしょ!!!」
by genkiyohou-shi | 2009-06-30 05:16
上野の国立科学博物館の大恐竜展をみに、その1,その2を引き連れていった。
しかし大混乱のため疲れてみんな機嫌が悪くなる。
いいんだ、この混雑と機嫌の悪さがセットとなっての「恐竜展」なんだから。
そういうものなの、恐竜博って!昔からそう決まってるの!

その1「おなかすいたし喉乾いた~」
その2「「その2も~」

すぐにブーブー文句を言う肉食獣の二人を連れて館内のレストランに行くが、
大変混んでいるのであきらめて外にあった屋台のピザ屋に行く。
そこにたどり着くまでに二人はペットボトルのお茶をがぶがぶと飲みながら行ったので、
ピザ屋ではジュースを一つしか買わなかった。
どうせ飲みきれないだろうから。

わたし「わたしがピザを持つから、その1がジュースもってよ」
その1「わかった」
その2「いいな~お兄ちゃんだけジュースあって」
わたし「後でかってあげるよ」
その2「いいな~お兄ちゃんだけ!その2もジュースほしい」
わたし「だから後で買ってあげるから。今は飲めないでしょ?」
その2「いいな~その2もジュースほしい」
わたし「待ちなさい、うるさいなあその2は」
その2「その2ジュースほしい!」
わたし「後で!」
その2「だあれも その2の面倒、みてくれないよ~~~その2の面倒みてよ~あ~んあ~ん」

ちょっと混んだ公園の真ん中で、大声で泣き出してこう叫ぶ。
その声でそんなこといわないでよ、人聞きの悪い・・!!
仕方なくその2にジュースを買ってやるが、案の定飲みきれず半分以上残す。
こんなの面倒見切れないよ~~あ~~~ん!!!
by genkiyohou-shi | 2009-06-15 06:18
わたしの管轄するこの家には敵対する暴力団(1年3組とウサギ組)が隣接しており、ちょっとしたことで紛争が勃発する。
狭い我が家ですれ違いざまに肩がふれあったと言っては乱闘の通報がある。
今日も夜も8時を過ぎた頃、通報があった。

1年3組組員その1 「おいおい~、今、ここんとこ踏んだんじゃないか~」
ウサギ組組員その2「踏んでないも~ん、おならプリプリおにーちゃん!」
1年3組組員その1 「なんだと~!!!」
ウサギ組組員その2「こんなモン、グシャグシャしてやる~」

1年3組組員、明日組長に提出予定の重要書類(宿題のプリント)をグシャグシャにされて激怒。

ベシッ、ガシッ、ドタン、バタン、うぎゃー

ウサギ組組員その2「ママ~!!鬼イちゃんが~(お兄ちゃんの誤り)」

隣の部屋からわたしはうなり声のサイレンを鳴らして出動する。

わたし署長 「ウーウーウーうるさ~い!!!」

一般市民のパパ親が帰ってくるまでに鎮圧するのがわたしの役目。
市民の安全と心休まる家を作るために今日も奮闘する!

パパ親   「ただいま~」
わたし署長「うるさ~~~いっ」

一般市民は危ないですから後ろに下がっていてください。
署長と組員の入り乱れての乱闘、部屋の惨事に市民は何も言わず、何も言えず・・・

東京の夜はまだまだこれから。
夜は長い。

次週のドキュメント東京24時は「わたし署長に密着(後編」)。
対応に追われ悩む署長の姿と、日常の署長の人となりを一般市民、組員からの声を交えて取材。
by genkiyohou-shi | 2009-05-26 06:51
その1、小学校でハンカチ落としをしてきたそうだ。
異学年交流(上級生と一緒に何かをする時間)にしたようで、
上級生のおにーさん、おねーさんに遊んでもらったようである。

この初体験のゲームは相当エキサイティングだったようで、
家に帰ってきてからもしきりに「ハンカチ落とししよーよ」と家族を誘うのである。
家族4人でハンカチ落とし・・・こじんまりしている。
どうなんだ、図柄としては面白いが、本当にゲームとしては面白いのか・・・?
その1、懸命にルールを説明してくれた。

その1「あのね~、みんなで丸くなって座ってるの。
    ハンカチを持ったオニがグルグル回って、誰かの後ろに落とすんだ。
    落とされた人は気付いたら、オニを追いかけなくちゃいけなくて、
    その隙にオニは空いた席に座っちゃうの。
    オニが一周回ってくる間にず~と気がつかない人は
    ”おべんじょ”に入れられちゃうの。
    わかった?やろうよ、やろうよ。おもしろいんだから」

わたし「そっか~。それはつまり、ハンカチ持ってない人にハンカチ持った人が
    後ろにそっと置いてあげるんでしょ?
    それで、持ってない人が気付かないままでいるとポンポンと肩を叩かれちゃって、
    ダメなんでしょ?そのまま、お便所に入るんでしょ?」

その1「そう」

わたし「それはさ、毎朝、その1とママがやってるじゃん。
    朝、その1が着替えててハンカチをポケットに入れてないから、ママが
    ”その1、ハンカチ忘れてるよ~”とそっと置いてあげるのにさ、
    気づかないままその1はお便所に入ってウンウンしてるじゃん」

その1「!!!ホントだ!!!」
by genkiyohou-shi | 2009-04-26 04:56