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とうとう入学式になってしまうワケである。
ああ、ホンモノの小学生だ。
その1がだんだん憂鬱になってきているのがわかる。
早起きをして、噂によると勉強という面倒臭く辛い作業をやらなきゃいけないらしき場所。

今日はどうだろう、入学式、にこやかに出掛けられるのかな。

母はさ、1つ心配があるのだ。
自分の子供だから、同じことするんじゃないかとね・・・
だから、昨夜1つ昔話をした。

母は小学校の入学式の翌日が忘れられない日になっていてさ~
たぶん一生忘れないわね。さらに絵まで描けちゃうわね。
どういうことか、じゃあ話すけれどね、

母も入学式は普通に終わったのよ。
教室に案内されて、先生の話を聞いて、教科書をもらって、
教室の窓から桜の散る校庭を眺めながら、明日からの注意事項なんかを聞いたの。

それでね、帰る時間になって
母は「よし、明日からは一人でこの教室に来なくちゃいけないんだ。よく覚えておこう!!」

そう思って、教室の特徴をよく観察したよ。
黒板には上級生の手で「一年生にゅうがくおめでとう!!」と色とりどりのチョークで絵が描かれている。
絵はチューリップの絵と女の子と男の子はランドセルをしょっている絵だ。
時計は正面の真ん中に、黒板の上に丸い大きいのがついている。
黒板の前には高い所に先生が立って使う大きな机がある。
うんうん、大丈夫。こんなに大きくて目立つものを覚えたのだから。

翌日。
一年生の教室は建物の一階だったので、校庭から中がのぞけたの。
母は学校についてから、教室に入る前に「昨日の教室はどこだったか、外から確かめてから校舎に入ろう」と思ったのね。
庭から教室の窓を覗き込んで、1クラスずつ点検したのよ。
1組、時計の場所は同じだけど、黒板の前の先生の机もあるけれど、黒板にあの絵が描いてない。
2組、ここも時計は同じだし先生の机もあるけれど、黒板にあの絵が描いてない。
3組、ここも同じ。なんで時計がみんな同じなんだろう。
4組、5組、6組、7組。

母の時代は7組までクラスがあったのだよ。
1から7まで全部見て、全部「なにも描いてない黒板の上に丸い時計があって先生の机のある教室」だったんだよね。
一番の特徴だと思ってた、黒板の絵は入学式の日だけで消されちゃってたんだね~。わっはっは。
驚いちゃったね~、ビックリして自分の教室がわかんなくて、どうしたらいいかわかんなくて
母はえんえん泣きながら、校門を出て家に帰るところだったよ。

泣きながら歩いてたら、家の近所に住むおばーちゃんが
丁度1年生になったお孫さんを小学校に連れてきた所でさ、
「どうしたの?」と優しく聞いてくれたんだよね。
それで、母は小学校に行けたの。おばーちゃんに連れて行ってもらったんだよね。

だからね~その1、黒板の絵じゃなくてクラスの番号を覚えておきなよね。
その1の学校だとクラスも3つくらいしかないから、大したことないかもしれないけどね。
ちなみに母は結局、7組だったよ。1-7。
最後の教室だったね~。大変大変。

母は1-7の黒板の絵が、今でも描けるよ~。こんなのだった。
良く覚えているでしょ~?自慢にならない?
え、優しいおばーちゃんに会って良かったねって?そうそう、ほんとそう思うよ。
オレも優しいおばーちゃんに会えば大丈夫かなって・・・そうじゃない。

この母にしてこの子なのかな・・・不安だ。
でもわたしも小学生になれたから、大ジョブだ。
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by genkiyohou-shi | 2009-04-06 06:31
その1に入学祝いにとわたしの友人が「防犯ブザー」を送ってきてくれた。
今どきの小学生の入学祝いにはこういうものも有り、なのですな。

その1もその2もだけれど、わたしも「防犯ブザー」を見るのは初めて。
色々な形があるに違いないが、頂いたのは携帯電話の形をしていて(小さめだけれど)
オモチャっぽくてかわいらしい。
首から下げられるようにヒモもついていて、子供が持ちやすいようになっている。
ライトもつくし、ブザーも鳴るし。変身オモチャとどう違うの?という雰囲気。

包みを開けて見たとたん、その2は欲しくなってしまった。

貸して貸さないの押し問答のすえ、乱闘。
その1はその2に取られないように、首からさげた上にしっかり握りしめ、
その2が奪おうとするものなら、
ブザーをビィ~~~~

実戦にて効果のほどを試す。
そうだ!そうやって使うんだ!

しかし説明書を良く読む前に使い出しちゃったものだから
音の止め方がわからず、両手で包みこんで音を消して説明書を慌てて読む始末。
大声で鳴き出したまま止まらないアブラゼミみたいだ。

ふう。・・・うるさかった。

大音響にすこし冷めて、二人ともそれぞれ他の事で遊びだす。
テレビを観たり、本を読んだりのしばらくの後。

「ママ、あれ、防犯ブザー知らない?」
ブザーを首にぶら下げた姿でその1が言った。

    ・・・・・・・
高性能の防犯ブザーをもらった。
使い方も知っている。
しかし、持っているのを忘れる・・・
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by genkiyohou-shi | 2009-04-05 06:31
4月も始まって間もないとある晩。
夕食が終わって、家族はくつろいでいる。
和室で父親は畳に座って、新聞を広げて読んでいる。
息子その2は寝そべりながら、頬杖をついて子ども雑誌『テレビマガジン』をパラパラとめくっている。
お互い近い距離にいるにも関わらず、自分の読み物に目を落としたままそれぞれ没頭している。

母親は隣室で夕食の後片付けをしている様子。
食器を洗うカチャカチャという音だけが聞こえる。


父 親「その2~、4月になって進級したな~。ウサギ組になったんだよな~
    新しい友達、できたか~?」
その2「うん!!」
父 親「そっか~、よかったな~」

ナレーション(母親の声)
    保育園のクラスは持ち上がりである。
    4月になったからといってクラス替えがあるわけでない。
    つまり、お友達も前年と変わりないのである。

父 親「じゃあさ~、誰と友達になった~?」 
その2「ひーちゃん! ひーちゃんもウサギ組なんだよ~」
父 親「そっか~、よかったな~」

ナレーション(母親の声)
    ひーちゃんはその2の入園時から同じクラスで、ずっと仲の良いお友達である。
    つまり前年のリス組さんから自動的に一緒にウサギ組さんに進級している、
    多数のクラスメイトの内の一人なわけである。

父親とその2はその後も目を合わせるでもなく、それぞれの読み物に没頭する・・・

(撮影ポイント)
親子の強い絆の前には、会話は内容ではなくすることが大事だと観る者に訴えかける重要なシーン。
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by genkiyohou-shi | 2009-04-04 05:00
のり弁が好きだと君が言ったから
今日もやっぱりのり弁記念日

記念日続きでその1もさぞかし嬉しかろう。

今朝もお弁当を作ったのでありました。
おお、3日連続なんて自己記録だ・・などと、これまた幼稚園ママに聞かれたら
怒られそうな発言をしてしまった。

その1が学童保育に通い始めてはや3日目。
どうやらその1は学童保育が楽しくてしょうがないらしい。
朝、行く気満々である。

そうかぁ。保育園OB会は楽しいか~。
学童保育に行くのはOB会である。
一緒に卒園したけれど、小学校が違う友達と会える。
かつて一緒に保育園にいたけれど、一足先に小学生になったつまりは先輩にまた会う。
さながら「保育園OB会」なのであ~る。

わたし「××君(保育園の先輩)来てた?」
その1「いたみたい」
わたし「誰かと友達になった?」
その1「え、別に。」
わたし「オレ、その1、よろしくな・・とか言わないの?」
その1「言わない。名前なんて名札つけてるから、聞かなくてもわかる」

聞かなくてもわかるじゃなくて、口効くのが怖いからでしょ。
それこそ君に聞かなくてもわかる、そんな事。
OB会の人たちだけじゃなくて、異文化交流しなよ~。

無敵の小学生男子になるには、まだ修行が足りないようだ。
自己紹介って、難しいスキルだもんね。

それでも、お迎えに行くと高学年のおにーさん達に混ざって
かなり激しいドッチボールなんかに参加させてもらっている様子で、
言葉は通じなくとも(しゃべらなくても)異国の人たちとは遊べるのである。

多少は異国の風に吹かれてきているみたい。
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by genkiyohou-shi | 2009-04-03 05:31
さて、学童保育に入ったその1を迎えにいくのである。
初日、その1はどうしてたかな、楽しかったかな?

幸いなことにその2の通っている保育園と
その1が通う事になった学童保育のある児童館は近いのである。
その2を先にピックアップしてから一緒にその1を迎えに行くことにする。

わたし「その2、おにーちゃん泣いてるかもしれないから早く迎えにいくぞ」
その2「うん!!その2が迎えにいってあげる~」

保育園の玄関を弾丸のごとく飛び出るその2を追って、その1の待つ児童館へ行く。

児童館の受付についた。
受付には体長15cm位の亀の入った水槽が置いてあった。
その2はそれに釘付けになって見入っている。
そっか、珍しいよね、亀。

わたしは受付で迎えにきた旨を伝え、その1を呼び出してもらうようにお願いしていると
隣でその2が水槽の亀に向かってブツブツ言っている。
こちらも何やらお願いしている様子・・・

その2「ね、ジャンプして!ね、ジャンプして!」


亀にジャンプはそりゃ無理なお願いってもんだよ、その2・・・
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by genkiyohou-shi | 2009-04-02 05:21
「寝て起きたらどこいくの?」
これは息子その2の口癖である。
その2は保育園に行くのが嫌いである(行ってしまえば結構楽しいくせに)。
そしてまだカレンダーの見方がわからないから、
自分の身には突然日曜日がふりかかってくる。

なので、夜寝る前には確認するわけである。
「寝て起きたらどこ行くの?」
明日は保育園に行かされるのか、遊びに出掛けられるのか。

で、寝ておきたら今日は4月になっていた。
その1、どこ行くの?
今日から児童館。学童保育に通うのだ。
働くおかーさんのお家は、大抵学童保育に子供を入れる。
学校の授業をおえてからの居場所が学童保育だから。

しかし、今日は4月1日。まだ学校は始まってない。
働くおかーさんは春休みを子供と一緒に過ごせない。
その場合、学童保育の方が先に始まるのである。

さて本日、初日。
わたしだって初日なんだからねっ。
学校始まるまでお弁当持って学童保育にいくんだからね。
これからわたし、君のお弁当つくるんだからね。
ひぇ~~~。幼稚園のママ達が聞いたら、「そんなの当たり前よっ」と叱られそう。
しかし保育園ママには慣れない作業なのだわ。

その1今日から身分は小学生。
わたしも一緒に小学生、やってくわね。

あ、その2、君は今日も保育園だから。
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by genkiyohou-shi | 2009-04-01 05:32