カテゴリ:ちょっとだけマジメ( 12 )

おひさしぶりです。
このところ、中断しておりました。

「育児で必殺光線」より始まりましたこの育児ブログ。
「ちょいと子噺」も今や長男、息子その1が小学3年生。
次男、息子その2が小学1年生です。

育児ブログを始めた当初は、毎日が大変ながらもおかしくておかしくて
もう、ネタにつきることなく、むしろ書くのが追っつかない位の日々でした。

今も子どもが男子二人ですと、
アホですのでおかしいのは相変わらずです。
おかしいこと、メモすればまだまだネタはつきません。

が、

私が変わってきているのですね。
ママの気持ちが。

おかしいはおかしいの毎日ですが、
楽しい、おかしいの中にすこうし「寂しい」が混ざってきてしまったのです。

手放しでおかしい噺を書くのができなくなりました。
誤解しないでいただきたいのだけど、日々は寂しいばっかりでなく、楽しいのですよ。

すこうし「寂しい」は
言うなればスイカの塩です。

甘いだけのスイカを今まで食べてたけど、
ちょっと塩ッからい所も混ざってきて、
でもそれがあるからスイカは甘いってなおさら思えて。
お母さんとして味覚も発達。
今までと違う味を覚えた訳です。

そんなお母さん噺を今度はしたいなと思いつつ、
ただ今、充電中の修行中です。

今、他のブログでマンガを描いているのですけれど、
こんな感じでお母さんマンガをいずれ描いてみたいと思っていました。

で、ついに始めたのが
「おかあさんって名前の女の子のために」
こちらでマンガ、イラスト、エッセイなど描きだしました。
もし絵柄と話が気に入ったなら、見てくださいね。

ではでは。
「ちょいと子噺、ここらでお開きといたしとうございます。

ありがとうございました。
その1が言った。
「命は神様からもらうの?」

そうだよ。神様からもらうの。
「生まれてくるときに命をもらえなかった赤ちゃんだっているのだもの。
特別なプレゼントだよ」


その1「そうなの。じゃあ初めてのお誕生プレゼントは
    神様からもらうって事だね」

わたし「そういうことだね、その1」
先日、その2の保育園の友達とママたちとみんなで集う機会があった。
その1も付いてきた。

その1は小さい子の面倒を見るのが本当に好き。
おどけて見せてちび達を笑わせるのが本当に好き。
ギターも弾けるから保育園の先生にでもなったら?とわたしが言うくらい。

今日も保育園児の集まりにお兄さんはその1だけだったので
いつものようにみんなの相手をしてやった。
保育園男児達はその1にじゃれてつかまり、叩いたり乗っかったり・・・
そのうち加減と容赦がなくなってきて、
その1はみんなに囲まれ洋服は引っ張られ
ポカスカ殴られている。

それでも小学二年男児のその1には、
まぁ普通に耐えられる日常の暴力の範囲内で
笑いながら叩かれていた。

ちと痛いけど、ま、大丈夫の範囲なのだ。
ちび好きのその1には
「こいつらったら仕方ないな・・・」の範疇である。
大勢に囲まれて「オレって人気者?」の心境である。

しかし、見ていた弟のその2にしたら
兄がボコボコにされているとしか思えなかったようであった。

その2「やめてよ~~!!みんな、やめてよ~~!!!」

叫んでやめさせようとしたが、ふざけたちび男子に歯止めは効かない。
とうとう、その2が泣き出してしまったのである。
泣いたその2に驚いて、みなでのおふざけは終わった。

しかし、その2はその後もしばらくシクシク泣いていた。
家に戻ってからもまだ、思い出しては泣いていた。

わたし「その1,大丈夫だよ。ふざけてただけだからさ~」
その1「オレ、平気だよ」
その2「・・・」
わたし「いつもはその2はお兄ちゃん、大嫌いなのにね」
その2「おにーちゃんがいいよ~。おにーちゃんがいいよ~(泣)」
わたし「あれ、お兄ちゃんがいいの?お兄ちゃんが大好きなの?」
その2「おにーちゃんがいいよ~。嫌な時もちょっとあるけど
    おにーちゃんがいいよ~!!うわ~ん!!!(泣)」

しばらくまた泣いていたが、泣き終わるとわたしに言った。

その2「あのさ、オレさ、今日お兄ちゃん助けたんだ。
    ママ、カレンダーに”おにいちゃんを助けた日”って書いておいて」
わたし「うん、うん、書いとく」
    (その2はオレの泣くほどの必死の制止により兄を助けたと思っている)

カレンダーに赤いボールペンで「おにいちゃんを助けた日」と書いてやる。
今日より歴史的記念日。

書き込むわたしを見ながら
「オレ、助けられてないけど」と
その1が言った。
その2、道端でピカピカでツルツルの小石を見つけた。

その2「見て~!新品の小石っ!」

・・・新品の小石なんだ。
石ってみんな中古かと思った。
その2、ものすごくうれしい気分。

その2「新品。新品」

大事に家に持って帰る。
何日くらいで中古になるのだろうか。
宝物箱に入れる。
新品の小石は宝物箱の中でタイムカプセルに入れた手紙のように眠る。
いったん箱に入れると、次に開ける時までに
年月がどのくらい経つが解らないんだよな。
すぐ開ける時もあるけれど、さ。

ピカピカのツルツルならば、今度開けたときにも「新品っ」ていってもらえるだろうか。
ピカピカのツルツルでも、入れた意味を忘れられてしまうほど古ぼけてしまうのだろうか。
君の新品の感覚をとっておきたいんだよ。
先日の日曜日の3/14はホワイトディーという日であった。
金曜日くらいからその1が「あのさ~、かーちゃん、あのチョコクッキーはいくらかな~?」
と聞くので「なんで?」と問えば、
「ホワイトディーだからかーちゃんにクッキー、買ってあげたいんだよ~」と。

・・・・!!!!!
なんと!
小学生になったその1は、「ホワイトディー」の存在を知り、
わたしにクッキーのお返しをしたいと言う!!
(前はバレンタインにもらう一方だったのに)
それもお返しは「あのチョコクッキー」を!
その1の言う「あのチョコクッキー」はスターバックスのチョコクッキーである。
彼の一番大好きな、本当のチョコクッキーと言えばこれしかないと思っている、
「あのチョコクッキー」なのである。

わたし「180円だったと思うよ」
その1「よっしゃ!じゃ、オレでも買えるね!」
わたし「あのチョコクッキーをわたしに買ってくれるの?」
その1「うん、おいしいじゃん」

かくして日曜日、小銭を握りしめて脱兎のごとくその1は
いつも行くスターバックスのお店めがけて飛び出して行った。

大丈夫かいな、お金、足りるんかいな?計算、大丈夫なのかい?一人で買えるんかい?
不安になったわたしも走るその1の後を追っていった。
スターバックスのレジカウンターにその1はいた。
今ひとつ背丈が足りなくてショーケースの一番上に入っているチョコクッキーが見えないようだが、
背伸びして何やら指さしている。
無事、買えたらしい。

お姉さんにクッキーを手渡されて、その1が振り向くとちょっと後ろにわたしが立っていた。
その1「あれ、かーちゃん、来てたのか?ほら、これ」
わたし「ありがと~、ちゃんと買えたね~」
その1「当たり前じゃん」
わたし「もったいなくて食べられないよ~、でも食べないとその1に喰われちゃうから食べるけど!」
その1「あ~ん」

その1に一口だけあげて残りはしっかり私が食べた。
ホワイトディーの味をかみしめる。

パパ親からもその1からもホワイトディーのお返しをもらって
ウキウキのわたしを見て、その2が
「なんでママだけいっぱいもらってずるい~!!オレは?オレは?」と半べそをかく。


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ヤッターマンをみていたその1。
番組中で悪役のドロンボー一味が歌いながらメカを作る場面になった。
ヤッターマンをやっつける為の悪者メカである。

「♪アタマは冴えてるよ!へいへへ~い
 アイディアバッチリよ!へいへへ~い ♪・・・・ 
 俺たち天才だ・・」

という「天才ドロンボー」の歌が聞こえる。

その1「ドロンボーはホントに天才だと思うよ」
わたし「そう?でもいつもヤッターマンに負けちゃうじゃない?」
その1「それは運が悪いだけだよ。
     ドロンボー達はいつも1分位で悪者メカを作っちゃうじゃん!
     それって天才だよ!!」

そうだね、その1。
ドロンボーは天才だ。
物事の成功不成功は、最大限の努力の上に運をつかみ取れるかにかかっているのだと
わたしも思うよ。

失敗続きでもドロンボーが天才なのに変わりはない。
その1と一緒にコンビニエンスストアに行く。
その1はパパ親からもらった150円+オマケの10円=160円を持ってお出かけだ。
好きなお菓子を買っていいともらったお小遣い。

コンビニまで行く道すがら。
どのお菓子を買うかであれやこれやで楽しくなっているらしい。

その1「かあさん、10円ガムのソーダ味があるの、知ってる?」
わたし「知らなかった」
その1「おいしーんだよ。この前、オレもらったの。食べてみなよ。
    そうだ、パパにオマケの10円もらったからそれで買いなよ」
わたし「え、その1のおごりって事か!」
その1「おごりって何?」
わたし「ん~、ごちそうしてあげる事かな」

コンビニに着く。
お菓子の売ってある棚に直行して、下の段から10円ガムを1つ取り出した。

その1「ほら、これがソーダ味。これで買いなよ」

その1にガムと10円をポンと手のひらにのせられる。
ちょ、ちょっと。大人が10円ガムを10円もってレジに行けというのか!!!

わたし「わー、嬉しいけど、その1が一緒に買ってよ。大人が10円ガム一つ買うの恥ずかしいよ」

もらった10円をその1に戻す。
その1はお気に入りのグミの一袋(100円)をさっと選ぶと、後は何にしようか物色する。
21円のチロルチョコを手に取り、眺めている。

その1「これにしようかな。これ21円でしょ。グミ100円、かあさんのガム10円。131円、足りる」
わたし「100円玉と50円玉でいけるじゃない?」
その1「うん、・・・でも、やっぱ やめる」

その1は気が変わったのか、チロルチョコを元に戻すと棚の裏側に回っていった。
ベビースターラーメン、チキン味を見つける。

その1「こっちにする。」

グミ100円、ベビースターラーメン53円。ガム10円。

その1「163円」

その1、しばし固まる。

わたし「あのさ~、今日はさ、かあさん、ガムを我慢するよ。今日はやめとく」
その1「ありがと!!!」

わたしはすごく残念そうにガムを棚にもどした。
ニコニコしながらその1は小銭とお菓子を手にレジに並ぶ。

ホントにすごく残念だったんだよ、わたしは。
ガムが食べられなくて・・・じゃなくて息子におごってもらう貴重な初体験を逃したからさ。
占い師「ああ、いらっしゃい。疲れた顔してるわね、さ、座って。
     私の占いは、名前で占うんだよ。いいね?
     でもあたしのは、普通の姓名判断や名前占いとはちょっと違うんだ。
     でもよく当たるから、あんた後悔しないよ~お金、払っても安心しなね。

     えっと、名前占いだから聞くけどね、あんたはいつも何て呼ばれてるのさ?
     え?マスミ?違うよ。そんな戸籍に載ってるような名前じゃないんだよ。
     それはあたしにも教えずに大切にしまっときなよ。今日は使わないよ。 
     それは最後の手段だからね。

     今、聞いてんのはいつも呼ばれてる「呼ばれ名」だよ。
     あだ名だっていいんだよ。
     名前はね、親しみを込めて良く使われているものが、力を持ってくるんだ。
     毎日、その名で呼ばれる事で、人に影響を与えてんだよ。
     だからあたしの聞きたいのは、いつも使ってる「呼ばれ名」の方!!

     で、最近は何て呼ばれてんのさ、あんたは?
     え?「おかあさん」?わかった、わかった。了解。
     その名前ね、結構つけられるの多いんだよ。
     で、あんた、疲れてるわけ?悩んでんの?毎日にイヤんなってる訳?

     あんたは「おかあさん」って呼ばれるようになってどのくらい?
     え、4年目?これからだね~。この名前は使い込むと使い込むだけパワーが出んの。
     沢山、呼んでもらいな。
     あ、見てて。これからあんたの名前を紙に書くから。ほら、「お」「か」・・・・「さん」と!
     総字画がね13画。ここだけの話だけどね・・・
     似たような呼び名で「おとうさん」ってのがあるでしょ?あれはね、総字画が11画。
     13と11。だからね、ここだけの話だけどね・・・
     「おかあさん」の方が「おとうさん」より、格(画)が上!!!
     あ~っはっはっはっ!!

     笑いなよ、あんた。疲れてんの?
     そうね~、この名前の人は結構周りの人に振り回されちゃうんだ。
     でも、この名前は底力があるよ~。強いんだ。ちょっとした事じゃくじけないね。
     そういう「字」の組み合わせなんだ。あたしには解るんだ。
     この名で呼ばれてんだ、あんたも大丈夫だよ。名前が力を与えてくれる。
     「おかあさん」ってあんたも書いてみなよ。
     ほら、「さん」って最後の字が上向きにはねるんだ。
     だからずっと名前を書いてたら、最後には上向きの運気のでる名前なんだね。

     この名前がイヤになっちゃう時もあるだろうけどさ~、
     使ってりゃ、最後には運気上昇の名前だよ。
     ま、もうちょっと使ってみなよ。 
     大丈夫、名前が強い力を持ってるから、あんたを守ってくれるだろうよ。

     ん?少し勇気がわいてきた?そりゃ、よかったね。
     あんたの名前とあたしのおかげ。お礼はいいからお代をはらってね。
     次の人、待ってんだからさ。はいはい、さようなら。迷ったらまた来てね。

     次の人~!!!いらっしゃい!!
     はいはい、あたしは名前占いよ。でも普通の姓名判断なんかとは違うんだ。
     あんたの「呼ばれ名」を教えてよ。ん?「おとうさん」?わかった、わかった、了解。

     ここだけの話だけどね・・・
     「おとうさん」の名前の中には「とう(十)と「さん(三)」が入ってて、
     これは合わせて13だ。
     家族を守る力を十二分に出してなお一余るって言う意味なんだよ。
     余りの「一」はどうするのかって?
     そりゃ、あんたがお使いよ。力は自分の為にもお使いな・・・
     「おかあさん」なんて「さん(三)」しか力をもってやしない。
     あんた、やっぱり名前は「おとうさん」の方が上だね~!!」
夏休みの子供のいる、おかーさんに
小さな豆電球をつけたら、いつもジィっとちいさな明かりがともっているかもしれない。
発電してて。

デンキウナギってずっとは発電してないのでしょ?
驚いたりしたら、電気を発するのかしら?
微々たる電気はいつも発しているのかしら?

夏休み中、子供につきあわされていつもイライラしてて
おかーさんは、発電しているかも知れない。
で、時々、すんごく怒って豆電球のフィラメントがブチっと切れるんだ。

それで家中、しばし停電。
シーン。

へっへっへ。気をつけとくよ。
家がほの明るい位にしとくよ、発電。
ちょっと前にギターで練習をがんばったご褒美で、
その1と二人でスターバックスへチョコクッキーを食べに行った。
その1はここのかなり甘めなチョコクッキーが大好きだ。
常々ここのチョコクッキーが「本当のチョコクッキーだ」と言っている。
つまりスターバックスはコーヒー屋さんではない、チョコクッキー屋さんだ。

しかし、その日は混んでいた。

わたし「ここのお店、混んでいるね。
    みんな、ここのチョコクッキーを食べにきたからじゃない?」
その1「そんな訳、ねーじゃん」
 
あらら、こういう考えが通用しなくなっちゃったお年頃な訳ね。
ちょっと前なら、自分から「みんな、チョコクッキーを食べに来たから混んでるんだ~!!」
などと言ったはずなのに・・・
う~ん、つまらない。大人になってきたな、お主。

だけどね、たぶん君はスターバックスがコーヒー屋さんだと思う大人になったら
いつかコーヒーと一緒にチョコクッキーを頼むと思うよ。
そのときはチョコクッキーは思い出と一緒に噛みしめて
今よりずっと甘いか、それともコーヒーよりほろにがいか・・・
いろんな味がすると思うんだ。

そして混んだ店内見回して「みんな、チョコクッキー、食べに来たんだね」と言うに違いないよ。

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