かわいい気持ち
その1「オレ、ちょっと行ってぶっ飛ばしてきてやる!」
その1、学校から帰って来くるやいなや、ランドセルを置いて
こう叫ぶやいなや出かけようとするので、ちょいと呼び止める。
わたし「あれ、なによ?どうしたの?誰、ぶっ飛ばしてくるの?」
その1「Sのやつ!!」
わたし「なんで?」
その1「オレとHちゃんがラブだって言うんだもん!」
Hちゃんはその1の好きな彼女。
小2のその1も好きな女の子がいるんだもんね。
へっへっへ、からかわれてるだけじゃん。
低学年の恋は可愛いのぉ。
わたし「ホントだからいいじゃん」
その1「ホントでもそういうことは言って欲しくないの!!」
わたし「そうなの?・・・でも、まぁ、ほっとけばいいじゃない。
S君も、もしかしてHちゃんが好きなんじゃな~い?」
その1「もっと嫌だ」
そうかいそうかい。
可愛いあの子は誰のもの。
可愛いなあ、低学年の恋は。
2年生の頃、わたし、誰が好きだったかな~。
・・・・・
思い出せない。
・・・・
遠い昔過ぎる。
・・・・
ああ、消え去りし幼年時代。
記憶の退化と老年の確認。
私のかわいい気持ちはどこ?
切ない一瞬であった。
その1、学校から帰って来くるやいなや、ランドセルを置いて
こう叫ぶやいなや出かけようとするので、ちょいと呼び止める。
わたし「あれ、なによ?どうしたの?誰、ぶっ飛ばしてくるの?」
その1「Sのやつ!!」
わたし「なんで?」
その1「オレとHちゃんがラブだって言うんだもん!」
Hちゃんはその1の好きな彼女。
小2のその1も好きな女の子がいるんだもんね。
へっへっへ、からかわれてるだけじゃん。
低学年の恋は可愛いのぉ。
わたし「ホントだからいいじゃん」
その1「ホントでもそういうことは言って欲しくないの!!」
わたし「そうなの?・・・でも、まぁ、ほっとけばいいじゃない。
S君も、もしかしてHちゃんが好きなんじゃな~い?」
その1「もっと嫌だ」
そうかいそうかい。
可愛いあの子は誰のもの。
可愛いなあ、低学年の恋は。
2年生の頃、わたし、誰が好きだったかな~。
・・・・・
思い出せない。
・・・・
遠い昔過ぎる。
・・・・
ああ、消え去りし幼年時代。
記憶の退化と老年の確認。
私のかわいい気持ちはどこ?
切ない一瞬であった。
by genkiyohou-shi
| 2010-11-20 05:37
| ワタクシゴト