なぞなぞ係
その1「オレね、次、なぞなぞ係になろうと思ってるから
図書館でなぞなぞの本、借りてきといて」
わたし「なぞなぞ係?」
係の名前からして謎なのであるが、
なぞなぞ係とはその1の小学校のクラスでの係の事で
給食時のお楽しみとして、食事中になぞなぞを出す係なのだそうだ。
「なぞなぞ係」うん、いいぞ。すごく小学生っぽい。
わたしだってなってみたい、なぞなぞ係。
わたし「わかった、予約しておく」
こうして図書館でなぞなぞの本を借りてきたのであるが、
使えそうなものをチョイスして自分の「なぞなぞ・ノート」に書き写すのだそうだ。
ネタ集め。
この行為自体がかなりおかしい。がんばれ~。
なぞなぞ・ノートも普通のノートではだめで、
「手帳っぽいノート、かあさん持ってない?
小さくないとだめなんだから!!」と彼独自のセンスを主張する。
そうだよね、秘密メモなんだから・・・小ぶりの手帳っぽいのが雰囲気。
謎が詰まった謎の手帳。いいっ!
もう黒革の手帳なんかいいかもね。
なぞなぞ刑事(もちろんデカと読む)路線なのかなあ。
黒板の前で小さな手帳を手になぞなぞを出題する、なぞなぞ刑事を想像して
吹き出してしまう。
自分の書いた文字が読めなくて絶句するところとか、
クラスメイトに「意味わかんね~」と言われているところとか、
余計に想像してしまう・・・
この秘密メモを作成し、次期なぞなぞ係の着任をもくろむその1であった。
なれるといいよね、この努力が無駄に終わっちゃ、わたしだって悲しいもん・・・
市井の捜査協力者としてはさ・・・
証言:「彼はがんばっていましたよ。前々からいろいろ地道に情報集めてましたし・・・
ええ、わたしも一度協力しました。
それに、なにか知っているなぞなぞがないかとか聞かれましたし。
でも、なにせわたしがなぞなぞを見たのはかなり前でしたからね、記憶が曖昧で・・・
使える情報になったかはわかりませんが、
彼は一応念のためといってメモはしてました。
あ、わたしの名前は伏せておいてくださいよ、情報提供者がわかると嫌ですからね」
図書館でなぞなぞの本、借りてきといて」
わたし「なぞなぞ係?」
係の名前からして謎なのであるが、
なぞなぞ係とはその1の小学校のクラスでの係の事で
給食時のお楽しみとして、食事中になぞなぞを出す係なのだそうだ。
「なぞなぞ係」うん、いいぞ。すごく小学生っぽい。
わたしだってなってみたい、なぞなぞ係。
わたし「わかった、予約しておく」
こうして図書館でなぞなぞの本を借りてきたのであるが、
使えそうなものをチョイスして自分の「なぞなぞ・ノート」に書き写すのだそうだ。
ネタ集め。
この行為自体がかなりおかしい。がんばれ~。
なぞなぞ・ノートも普通のノートではだめで、
「手帳っぽいノート、かあさん持ってない?
小さくないとだめなんだから!!」と彼独自のセンスを主張する。
そうだよね、秘密メモなんだから・・・小ぶりの手帳っぽいのが雰囲気。
謎が詰まった謎の手帳。いいっ!
もう黒革の手帳なんかいいかもね。
なぞなぞ刑事(もちろんデカと読む)路線なのかなあ。
黒板の前で小さな手帳を手になぞなぞを出題する、なぞなぞ刑事を想像して
吹き出してしまう。
自分の書いた文字が読めなくて絶句するところとか、
クラスメイトに「意味わかんね~」と言われているところとか、
余計に想像してしまう・・・
この秘密メモを作成し、次期なぞなぞ係の着任をもくろむその1であった。
なれるといいよね、この努力が無駄に終わっちゃ、わたしだって悲しいもん・・・
市井の捜査協力者としてはさ・・・
証言:「彼はがんばっていましたよ。前々からいろいろ地道に情報集めてましたし・・・
ええ、わたしも一度協力しました。
それに、なにか知っているなぞなぞがないかとか聞かれましたし。
でも、なにせわたしがなぞなぞを見たのはかなり前でしたからね、記憶が曖昧で・・・
使える情報になったかはわかりませんが、
彼は一応念のためといってメモはしてました。
あ、わたしの名前は伏せておいてくださいよ、情報提供者がわかると嫌ですからね」
by genkiyohou-shi
| 2010-09-23 08:17