その2、持っていた野球の硬球におもむろに自分の名前を油性ペンで
うねうねと書き込んで、サインボールを作ってしまった。

ま、あなたのボールですけどね。
五歳その2のサインボールになってしまったのだな。

もったいないんじゃないかな・・・
でも五歳の記念なのかな。
貴重なのかな。
どうなんだろ・・・
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by genkiyohou-shi | 2010-11-10 06:03
その1が誕生日だった。
誕生日のプレゼントに腕時計をもらった。
とても気に入る。

もらったその日から腕に付け、寝る直前までつけていた。
翌朝も起きるやいなや手に持って、朝食の食卓まで出てきた。
そしてとても優雅にご飯を食べ出した。

その1は、いつも着替えや食事やトイレ時間の配分も、
出かける時間にも気にせず
ちんたら朝を過ごすので、毎日わたしが急かして送り出す。

わたし「あのさ~。
    せっかくいい物、いただいた訳だから
    自分で時間を気にしてねっ!!!」

わたしがそう言うと、その1はハッとしたように部屋の壁時計を見て
その後自分の腕時計に目をやった。

その1「・・・あ、二分遅れてる!」


あ、そういう意味で時計を気にするのではなく・・・
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by genkiyohou-shi | 2010-10-29 06:17
(その2編)

テレビの子供番組で、
手持ちのアイテムを適切に使いながら
進む冒険クイズをみていた。
手持ちのアイテムは、望遠鏡、トランポリン、じょうろ、リボン。

道を進みながら、危機に遭った時にこれらのアイテムを
上手に使って難問を解決し、先に進むのである。

さて、冒険の途中で道の先の遠く様子を知る必要が出た。
「遠くを見るのに必要な道具は?」
という質問に、その2は
「トランポリン!」と答えていた。

飛んで遠くをみるのだそうだ。
・・・正解。

しかし後で、何か塀を乗り越えるとか穴を飛び越すとか
木の上の何かを取るとかする時に
望遠鏡しか残ってないその2はどうするつもりだろう・・・
いやいや、大人の発想では思いつかない使い方で解決できるのだろう。
物に決まった使い方はないのだから。
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by genkiyohou-shi | 2010-06-21 06:55
机周りを整理していたら、
その1の名入り鉛筆が転がっていた。
小学校に入学するときに保育園で記念にもらったものだ。
そう言えば、昔は名入り鉛筆やら標語いり鉛筆、学校名入り、店名入りなどを、
なにかと文字の刻印された鉛筆をイベントごとにもらったものだったなぁ。
運動会やら交通安全週間とかにさ。

今は鉛筆をあまり使わなくなってきたせいなのか、
銘の刻んだ鉛筆をもらうことは無くなった。
交通安全協会からの鉛筆なんて
「お先にどうぞ」「ありがとう」とか刻んであった気がする。

それを思い出すとすごく面白くて、
その1の鉛筆に12本分、いろいろ標語やらを刻んで新学期に贈りたくなってしまった。

母からの愛情標語鉛筆セット
「今日の晩ごはん、ハンバーグだぞ」・・・・5時間目、6時間目の集中力の切れた時に使ってもらう。
「まよったら、3番にしとけば?」・・・・テストの時に使ってもらう。
「かあさんはあなたが大好きよ」・・・・落としたら拾ってもらうのが恥ずかしい。鉛筆忘れた子に貸せない。
「つまんないと思っているのは君だけじゃない」・・・先生に見つかりませんように。
「宿題、先にすませちゃえば?」・・・・もう、わたしが言うのは嫌だから読んでもらう。しかし、この鉛筆、捨てられたりして。


ああ、次々浮かんでくる文句に自分で笑いながら、
何ダースか作ってママ友達にプレゼントしようかと思ったりして・・・。
子供は使わないって・・
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by genkiyohou-shi | 2010-05-31 06:57 | ワタクシゴト
その2「オレ、ママの携帯になるね~
     ♪リンガディントンリンガディンディントン!
     ♪リンガディントンリンガディンディントン!」

   あ、ありがとう。

わたし「プチッ(電源OFF)」

   だって、その2携帯うるさいから・・・・

docomoの木村カエラさんのCMの真似
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by genkiyohou-shi | 2010-05-28 05:36
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運送会社さんからラベルをもらう。
寝る前にその1,その2達のおでこにでも貼ってやろうかと思う。
そう思うほどの彼らのすごい寝相。
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by genkiyohou-shi | 2010-05-21 05:42
宿題をしていたその1。
今日は国語。
あんまり得意ではない。
文章を書いている内に、同じ記述が繰り返し出てきたり、
字が抜けていたりする。

わたし「ほら、ここも字が抜けてるよ。全部消して書き直さないと」
その1「う~、全部消すの~」

自分の書いた答案の全文を消すのがもったいない。
消しゴムを使うのも面倒臭い。
回答の足りない字を継ぎ足し、継ぎ足しして整えていたものの
やっぱり直しきれなくなって全文消す羽目になる。

とうとうミッキーマウス形の消しゴムでゴシゴシし始めた。
ミッキーの耳がすり減っていく。

わたし「いいの?ミッキーの形が変わっちゃうけど?
    普通の四角い消しゴム使った方がいいんじゃない?」
その1「いいの、いいの。これ、その2のだから!」

・・・いいの?
他人のなら存分に使える。
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by genkiyohou-shi | 2010-05-12 04:48
先日、その1が遠足に行くときに持って行くつもりだった腕時計を無くしたので、パパ親から借りた。
パパ親から借りた時計には子供用とは違って色々な機能がついていたので面白い。
なんかデザインだってウルトラ警備隊の通信道具みたいだし・・・
ランナー用なのか、血圧計までついている。
光らせてみたり、口を寄せてつぶやいてみたり、ボタンをあれこれ押してみる。
とにかくなにかと試してみていた。

宿題を済ます・・と言ってテーブルについた時も
なんだか静かにやっているなとのぞき込むと、
鉛筆の隣に時計を置いている。

その1「鉛筆の、測ってるんだ」

その1は鉛筆の血圧を測っていたのだった。
血の通っているものを測ってください。
鉛筆に血が通っていたら、鉛筆削りが怖くてできないじゃないか。

その1「え、鉛筆じゃ測かれないの?じゃ、消しゴムにする?」

・・・・。

もうちょっと頭、使ってくれる?
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by genkiyohou-shi | 2010-05-10 06:24
折り紙でできたお財布に入れるために、その2、ただいま偽金作りの最中である。
お金持ちになりたいそうである。
どんどん量産する。
コインはいらない。なにしろ紙のお金がほしいのだ。
紙のお金は偉い(いろんな物が沢山買える)から。

始めは四角く切った紙に可愛らしくも”1”なんぞと書いて「1円札」を作っていたが、
だんだん欲の皮が張ってきて「100」円。
「9000」円。
はたまた「903245」円札なる物をつくりだした。

その2「ママ~、ママもお金欲しい?作ってあげるよ~」
わたし「欲しい。欲しい。この903245円札なんてスーパーで出して買い物したい。
    それで、釣りはいらねえよって言いたい」
その2「なんでお釣り、いらないの?」
わたし「だって、妙な金額のお釣りが来そうなんだもん」
その2「ちゃんとお釣り、もらってよ」
わたし「う~ん、そうね、お金は大切よね。
    でさ、ママはこの大きなお金をもらおっかな」

金額の妙に大きい札だけを選んでもらおうとすると、
欲張りのその2が怒り出した。
いいじゃない。また作れば・・・
まあ、偽金作りに仲間割れはつきものである。

わたし「こいつはもらっとくぜ」
その2「かえして~」

すったもんだと協議の結果、
偽金つくりの事実と、製造方法は口外しないという約束のもと、
多少の金額をつかまされてわたしは組織を抜けた。
追っ手が怖い。
偽金を使うと、そこから組織に居場所がばれてしまうので使えない。
結局、これだけの金をもちながら、
つましい生活を送り
わたしは世間から隠れながら生きなければならないのか・・・

逃亡のその日から
肌身離さずもっていた偽金を大切に包み、これから部屋の床下に隠しておこうと思う。
いつか起きる、いざと言う日の為に。
証拠に写真をとっておく。


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by genkiyohou-shi | 2010-04-16 06:09
その1「ね~、かあさん、この金の色鉛筆さ、かーさん死んだらオレに頂戴」
わたし「え?わたしが死んだら?」
その1「生きてる内は使うだろうから死んだら頂戴」

たぶん遠慮して言っているのだろう。
色鉛筆はわたしの大事だからとむやみに貸してあげないから。
生きている内は遠慮しておくから、死んだら金の色鉛筆頂戴とな。

わたし「その1の色鉛筆セットに金、銀、入ってないの?」
その1「ない」

そうか、普通の12色基本カラーセットには金銀が入ってないものなのだ。
そう言えば、わたしの持っている金、銀は小学生の時に父に36色セットを
買ってもらった時のものだ。
色鉛筆の金銀なんて、滅多に使わないので未だに持っている。

しかし彼ら(その1,その2)達は戦闘機やヒーロー達を塗るのに、
金銀が外せないカラーなのである。

わたし「そうか!その1の色鉛筆には無いんだね!!
    それだったら死んだらなんて言わず、その1用の金銀をあげよう」

金と銀は生前分与してやる事にした。
息子には金と銀をあげたの。
人聞きが良いので、吹聴しようと思う。
なにしろお宝である。
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by genkiyohou-shi | 2010-02-03 05:50