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わたし「今日は間に合った?特急で行ったの?」
その1「あ。大丈夫、大丈夫。急行で間に合った」


小学校に遅刻しそうだった日の夜の会話。

特急はノンストップの駆け足。
急行は途中停車も多少ありの駆け足。

関連記事・・・「急行で」
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by genkiyohou-shi | 2010-12-03 06:16
「あのね、オレ!すんごく楽しかったの!」

その1がサッカーの試合からかえって来て言った。
このところ、児童館で友達とイナズマイレブンごっこに励み、
意味不明の必殺技を編み出していたその1が
なんとまじめなサッカーの児童館親善試合に出た。

その1はサッカーは好きだけれど、別にうまいわけではないし
ルールもよくわからない。
イナズマイレブンばりの変な技を考えるのが好きで、
学校でする、体育の実戦ではファールばかりだという。

つい先日までは
まじめな試合にはオレはお呼びじゃないから・・・と
出場を躊躇していたのであるが、
試合当日を前になんだかやる気になったのである。

わたし「そうなの!!やってごらんよ~!大丈夫だから。
    少しずつルールも覚えて練習してみなよ。周りの友達の動きをよく見てさ。」
その1「うん。」

やる気になったその1を励まして、いざ参加となったが、
わたしの内心は
「今どきのサッカーはやっている子とやっていない子の差が出てしまうからな~
その1、チームのお荷物にならなきゃいいのにな」と思っていた。

それが、試合を終えてニコニコ顔で楽しかったと言ったのである。
よかった。

その1「オレね、キーパーだったの」
わたし(たぶんルールがわからないその1だから、
    「お前はボールを捕ってればいいから」と言われたに違いない。)
その1「で、3試合、全部負けたの」
わたし「・・・君がキーパーで全試合負けたの?」
その1「うん。はじめの試合が4-0、次の試合が3-0。最後は2-0  
    でも楽しかったんだ。負けちゃったけど」
わたし「そうか~。よかったね、がんばったんだ」

下手なりにがんばって、サッカーの面白さを知ったのならよかった。

願わくば、その1のチームメートが
「あいつをキーパーにしなきゃよかった」と思っていませんように。
みんなも「楽しかった」と思ってくれていますように・・・
楽しかったのはその1だけじゃありませんように・・・

一人、満足げなその1を前に少しだけ不安な気持ちの母である。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-25 07:03
その1「オレ、ちょっと行ってぶっ飛ばしてきてやる!」

その1、学校から帰って来くるやいなや、ランドセルを置いて
こう叫ぶやいなや出かけようとするので、ちょいと呼び止める。

わたし「あれ、なによ?どうしたの?誰、ぶっ飛ばしてくるの?」
その1「Sのやつ!!」
わたし「なんで?」
その1「オレとHちゃんがラブだって言うんだもん!」

Hちゃんはその1の好きな彼女。
小2のその1も好きな女の子がいるんだもんね。
へっへっへ、からかわれてるだけじゃん。
低学年の恋は可愛いのぉ。

わたし「ホントだからいいじゃん」
その1「ホントでもそういうことは言って欲しくないの!!」
わたし「そうなの?・・・でも、まぁ、ほっとけばいいじゃない。
    S君も、もしかしてHちゃんが好きなんじゃな~い?」
その1「もっと嫌だ」

そうかいそうかい。
可愛いあの子は誰のもの。
可愛いなあ、低学年の恋は。
2年生の頃、わたし、誰が好きだったかな~。

・・・・・

思い出せない。


・・・・

遠い昔過ぎる。


・・・・

ああ、消え去りし幼年時代。
記憶の退化と老年の確認。
私のかわいい気持ちはどこ?

切ない一瞬であった。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-20 05:37 | ワタクシゴト
その1もその2もキャラ弁なるものに
全く興味を示さなかったので、
わたしも「食」に徹して「飾る」弁当の練習は全くしなかった。

時間をかけて作ったところで、
「あ、うん。おいしかった。」で終わりだし
キャラクターの形の弁当だろうが、いびつな形のおにぎりだろうが、
おなかに入れば同じ。
おなかがいっぱいになって、そこそこ旨ければいいのだ。

手間をかけるだけバカバカしいので止めた。

しかし!で、ある。

わたしは「これから」上手になりたいと密かに思っているのである。

先日、子育て番組で
反抗期の中学男子とけんかしたお母さんが
翌日の弁当をキャラ弁にしてやったという話をみたのだった。

「おおお!!!絶対、わたしもやってやる!!」(嬉)

蓋を開ければ可愛いクマちゃんのキャラ弁。
色とりどりのピッグやピンクのでんぶや花型に切り抜いた卵やハム。
動物柄のばらん。
想像するだけで楽しいな~。

弁当箱の蓋を開けた瞬間、真っ青になって閉めても
目ざとい悪友が
「おめぇ~の弁当、何だよ~(爆笑)」とからかわれるその1が
目に浮かぶ。

今から復讐の手段に心を弾ませる、母である。
絶対、やってやる。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-17 06:51 | ワタクシゴト
赤ちゃん時代は毎日、
うんこ、おしっこの処理に追われ、
食事中だろうが、何だろうがおむつが汚れれば泣いて
取り替えろとうるさいし、
漏らした、汚した、こぼしたと、言われれば
助けに向かう。

「ママ~、うんこ~!」

言わんでもよい、静かにトイレにいってくれ。

現在、8歳、5歳の彼ら。

その1「♪うんこ~。しっこ~、ジャージャー雨のよう~」
その2   ゲラゲラ!!!
その2「♪しっこ~!!」
その1「やめろよ~(笑)」

毎日、うんこ、おしっこと叫ぶ事、
男子は全く変わりない。

「小学4年生くらいまで、男の子はこの調子ですね・・・」
と児童館の先生に言われて少し先行き暗く思うこの頃。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-15 05:49 | ワタクシゴト
「オレ、今日、急行。」

朝、玄関で靴を履きながらその1が言った。
その1は別に電車通学ではない。
徒歩でテクテクと小学校まで歩いていく。

なので、急行は乗る電車ではなく、自身が急行になるのであって
家から次の信号まではノンストップ。
信号まちでいったん停止して、
左折して後、直線は停車ポイントは無しで
そのまた次の信号まで直行。
終点小学校到着。

わたし「特急は危ないですから、急行ぐらいにしてください」
その1「了解。発車いたしま~す」


ガタンゴトーンガタンゴトーン・・・
つぶやきながら早足で発車していった。
予定到着時刻、守れたのかな。

ちょっと遅刻気味の朝。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-14 06:00
ある所に元気で愉快な男の子がいたそうだ。
いつもニコニコ笑っていて、その子がいると周りも明るくなった。
男の子には弟がいた。
けんかもしたが二人で楽しそうに遊ぶ毎日だった。

ところが男の子が6歳をすぎた頃、異変がおこり始めたのである。
それは少しずつ少しずつ、体の中でおきていた。
男の子の体の中には「底なし腹」というそれはそれは恐ろしい
怪物が巣喰っていたのである。

怪物はご飯を食べても食べても、まだ足りない。
牛乳を飲み込み、おにぎりを飲み込み、プリンをミカンを
あらゆるものを飲み込んでそれでもまだ足りないと言う。

「まだなんか食べるもの、ないの?」

男の子の腹のあたりから声がした。
食事のたびに母親はドキドキした。
(まだ・・・食べるの?)
男の子の要求は続く。
「野菜が残っているじゃないの・・・」母親は勇気を出して言ってみた。

「肉、ないの?」

野菜には目もくれず言う。
フライパンを取り出し、冷凍の肉を冷蔵庫から出すと
慌てて解凍して焼く。
肉の焼けるジュウジュウという音と肉汁の香り。

「わあい、ありがと!」

男の子はそれを受け取るとぺろりと平らげ

「もっと!」

どうしよう、どうしよう、「もっと」だって!
「もっと」だって!
母親は食事の準備のせいで手つかずだった自分の皿を差し出した。

こんな毎日が続いたらどうしようかと
母親は不安な日々をすごしていた。

そんなある日、
「ねえ、ママ、もっと」

弟が皿を差し出しこういった。

弟の6歳の誕生日が目前にせまっていた。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-12 06:25
その2、持っていた野球の硬球におもむろに自分の名前を油性ペンで
うねうねと書き込んで、サインボールを作ってしまった。

ま、あなたのボールですけどね。
五歳その2のサインボールになってしまったのだな。

もったいないんじゃないかな・・・
でも五歳の記念なのかな。
貴重なのかな。
どうなんだろ・・・
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by genkiyohou-shi | 2010-11-10 06:03
脱出作戦1 脱出作戦2 の続きなのであります。



いそいそと混み合うトイレから、無事帰還したその2とわたし。
入り口付近でパソコンゲームをして待っているはずのその1はどうしているだろう。

その1は環境汚染問題を考えるゲーム、
「みみずくん救出作戦ゲーム」を一生懸命していた。
3台並んだパソコンに男の子達が陣取り、クリックの連打をしてみみず君を助けている。

わたし「その1,お待たせ!」
その2「おにーちゃん、行くよ~」
その1「よ、こっちも今、終わるとこ。ちょっと、ちょっと待って!」
わたし「ん?」

ふと画面をみると
「今日の勇者」という画面が出ている。
みみず君の救出に成功した人の名前を登録できるようなのだが、
一番上にその1の名前が載っている。
しかし、あせって入力したせいか名前は

「そののののの いちちちち」

と同じ文字が連打されたままで表示されていた。

わたし「ね、そののののいちち君。いいの?これ?」
その1「だってもう直せないんだもん」

そのののいちち君とようやくこれで、遊びに出かけたのでありました。
込んだ科学技術館。
でも特別展よりよっぽどおもしろかった。
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by genkiyohou-shi | 2010-11-05 06:40

「脱出作戦1」の続き。

さて、いざ遊ぼうという段になっての「トイレ」発言に
その1、しらける。
仕方なく3人でトイレの場所に向かう。
トイレの入り口に、環境保護に関したゲームができるパソコンがおいてあった。
ミミズさんの住んでいる地中の穴に、
染みこんでくる汚染物質を途中で止めろ!なゲーム。
早押しクリックで小石を穴に詰めて汚染物質を阻止する。

わたし「その1,ここでゲームして待ってて。
    その2とトイレ行ってくるから」
その1「よっしゃ。オレここにいる」

ゲームに燃えたその1を残して、その2とトイレに入る。
どうやら「大」のほうを催した様子なので、女性トイレのほうに二人で行く。
適度に込んだ女性トイレで、その2は個室に入ってしまった。

しばらく・・・待つ。


出てこない。


しばらく・・・・待つ。


出てこない。


わたし「その2、大丈夫なの?おなか、痛い?」

少しドアが開いてその2が顔を出した。

その2「ママ、目、つむっててよ!」
わたし「え?なんで?」
その2「ダメ!前向いて、目、つむっててよ!」
わたし「わ、わかった」
その2「見ちゃ、だめだからね!」

洗面台の前で目をつむるわたしの後ろの個室から
そろそろと出てくるその2。
周りには化粧を直す女性陣が数名。私たちの会話を聞いている。

その2「手、洗わなくっちゃね~」
そそくさと洗面台で手を洗い出すその2。

その2、なんだか見られたくない何かをしでかしたらしい。
その2が出てきた個室をすかさずのぞきに戻ってみた。
すると流しきれない「例の物」が便器に残ったままである。

慌ててハンドルを押すと、すんなりジャーと流れていったが、
どうやら子供の力にはこのハンドルが重たかったようだ。
押し切れなかったので、なかなか流れない。
何度も試したが流れなかったのである。

困ったその2はとうとう、

脱出作戦・コードネーム「見なかったことに」を決行するに至った訳である。

わたし「その2、大丈夫だよ。流れたから」
その2「え?そお?」

手を洗い続けている、大胆な作戦をしかけた悪人は
内心びくびくしながら待っていたくせに
涼しい顔で蛇口を閉めた。
この作戦の場合、ママ以外の大人達全員にも言わなくちゃダメだよね。
「みなさ~ん、オレが出るまで、目、つむっていてくださ~い」

でも処理後、正々堂々と脱出してきた。
やっぱり、チーム組んで来てよかったね。

さあ、待っているその1はどうしてるかな?


(続く)
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by genkiyohou-shi | 2010-11-03 05:57