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わたしのちょっと忙しくしていた仕事が終わってホッとしていたところ、
その1がわたしに言った。

その1「ねえ、かあさん、打ち上げしない?」

おお~、打ち上げなんて言葉知ってるんだ~?
すご~い、最近の一年生は違うね~。
ビールがいいけど、その1も一緒ならマクドナルドかスタバでチョコクッキー食べるか~?

わたし「やるやるやる!!!どこでやろうか?」

その1「すっげー面白いんだよ。裏の公園なら出来るよ」

ん?公園で打ち上げかい?缶ビールとペットボトルのジュースでも買ってベンチに座る?

その1「小さいペットボトルだと良く上がるんだ」

え?小さいペットボトルのジュースだと気分がよく上がるわけ?

その1「ここにお風呂のぶくぶくを入れてね・・・」

は?お風呂のぶくぶく・・・

どうやら、よく話を聞くと
児童館で教わってきた化学実験で、お風呂に入れる発泡入浴剤をペットボトルのなかに詰め、お湯を少々加えるとガスが発生する。
その勢いでペットボトルのロケットを発射させるというものであった。

打ち上げ・・・ペットボトルのロケット打ち上げであった。

楽しそうに説明する息子の顔をみつつ、母の高揚した気分はすこうししぼんだ。
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by genkiyohou-shi | 2009-05-29 05:59
その1を迎えに児童館に行く。
すると3~4年生くらいの男の子達が3人で、外から児童館の窓を覗き込んで
大声で叫んだ。

「はげツル・ミートソースぅ~!!!」

な、なんなんだ「はげツル・ミートソースって!!!」
強烈に気になり、三人組にすぐさま聞いた。

わたし「何?そのはげツル・ミートソースって!!!」

三人組はわたしの興味津々の面持ちにちょっと驚き、黙ってしまった。
驚かせちゃ悪いと思ってわたしも、
「あ、いいよ、いいよ、でもそのはげツル。ミートソースが気になるんだよ。なんかすjごくいいよね」
と言い訳しながら歩き過ぎようとしたら
三人組は顔を見合わせてからおもむろに今度は「はげツル・ミートソース」に節をつけて歌い出した。

な、なんと歌まである!!!

もう強烈に強烈になんのことだか知りたくなってしまった。

わたし「え~歌まであるのぉ?なんなの?あだ名?ね、、教えてよ。教えてよぉ~」
三人組「ニヤニヤ」
わたし「ね~教えてよ~」
三人組「ニヤニヤ」

こうして、とうとう三人組はわたしに「はげツル・ミートソース」の謎をニヤニヤするだけで
教えてくれなかったのである。

ああ、どうにも気になる。
この、言語感覚が貧弱というのか優れているのかわからないネーミング。
小学生男子的な感覚にはかなわない。
この日、わたしは三人組を師匠にしたいくらい感激した。

帰って、この素敵な言葉を忘れないように急いでカレンダーの隅にボールペンで書き込んだ。
   はげツル・ミートソース

強烈でいて、すぐに忘れそうな言葉だ・・・
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by genkiyohou-shi | 2009-05-28 06:08
その2と病院に行く用事があった。
巷では新型インフルエンザの流行がジワリジワリとその範囲を広げている昨今である。
マスクを持参していった。

わたし「その2,病院に入ったらこのマスクしてよね」
その2「なんで~?」
わたし「だって怖い病気が流行っているからさ、子供は危ないんだよ。
    ほら、あの人達もマスクしているでしょ?」
その2「うん・・・」

こうしてマスクを一度はしてみたものの、息苦しいのとマスクの匂いが気になるのとで
すぐに外してしまう。

わたし「その2、マスクかけててよ」
その2「や。」
わたし「ほら、こっち来なさい。かけてやるから、耳、貸しなさい」
その2「やだ、耳、貸さない」
わたし「こっち、来なさい」
その2「や、耳、貸さないよ~だ」

そういって耳を両手で覆い隠してしまった。
マスクにもわたしの話にも耳、貸さない。
やれやれ。
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by genkiyohou-shi | 2009-05-27 04:58
わたしの管轄するこの家には敵対する暴力団(1年3組とウサギ組)が隣接しており、ちょっとしたことで紛争が勃発する。
狭い我が家ですれ違いざまに肩がふれあったと言っては乱闘の通報がある。
今日も夜も8時を過ぎた頃、通報があった。

1年3組組員その1 「おいおい~、今、ここんとこ踏んだんじゃないか~」
ウサギ組組員その2「踏んでないも~ん、おならプリプリおにーちゃん!」
1年3組組員その1 「なんだと~!!!」
ウサギ組組員その2「こんなモン、グシャグシャしてやる~」

1年3組組員、明日組長に提出予定の重要書類(宿題のプリント)をグシャグシャにされて激怒。

ベシッ、ガシッ、ドタン、バタン、うぎゃー

ウサギ組組員その2「ママ~!!鬼イちゃんが~(お兄ちゃんの誤り)」

隣の部屋からわたしはうなり声のサイレンを鳴らして出動する。

わたし署長 「ウーウーウーうるさ~い!!!」

一般市民のパパ親が帰ってくるまでに鎮圧するのがわたしの役目。
市民の安全と心休まる家を作るために今日も奮闘する!

パパ親   「ただいま~」
わたし署長「うるさ~~~いっ」

一般市民は危ないですから後ろに下がっていてください。
署長と組員の入り乱れての乱闘、部屋の惨事に市民は何も言わず、何も言えず・・・

東京の夜はまだまだこれから。
夜は長い。

次週のドキュメント東京24時は「わたし署長に密着(後編」)。
対応に追われ悩む署長の姿と、日常の署長の人となりを一般市民、組員からの声を交えて取材。
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by genkiyohou-shi | 2009-05-26 06:51
もう数ヶ月も前の事。
保育園の帰りにBB弾(プラスチックのピストルの弾)を道で拾って、
その2はそれは大事に大事に握っていた。
その大きさ、その2の小指の先くらいの小さな玉で蛍光オレンジ色をしている。
拾ったところで、家には弾を詰めるピストルも無いしで使いようもないのだが、
なんだかとにかく嬉しいらしい。

しかし、子供のストーリーではおきまりのごとく、
家までもうちょっとという所でその2は転んで、その大切なお宝BB弾を手放してしまったのだ。

「あ!」

コロコロコロコロ・・・

小さな蛍光オレンジ色の玉は転がり、敷石の隙間にトンと落ちてしまった。

「あ”~~~~!!!」

その2、敷石の隙間に指を突っ込み必死に取ろうと這いつくばって頑張ったが、
子供の指ですら入らないような隙間であった。
黒い隙間の奥に蛍光オレンジが光る。

「あ”~あ”~あ”~」
悔しさのあまり泣き叫び、隙間をさしては「どうにか誰か取ってくれ」と涙で訴えた。
しかし、無理なのである。
諦めきれずにずいぶん長い間、泣いていたものだった。

あれから日々は過ぎ去り・・・
毎日の保育園の帰り道。
その敷石の所を通る度、覗き込んでは蛍光オレンジの光を確認する。
あまりに細い隙間にスッポリ挟まった玉は、誰にも取れず、雨にも流されずそこにある。
おかげでいつまでもその2のBB弾なのである。

最初の2~3日は、見る度に涙を流して「取ってくれ」と頼んだものだが、
さすがに今ではただじっと見つめるだけである。

無言で確認する。
でも忘れたわけじゃない。
通る度に悲しみを確認する。
でも今は悲しみだけじゃない、永遠の所有も感じている。
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その2「ママ、今日は15と51だからね」
わたし「わかった、15出しといた」
その2「51が一個しかないよ」
わたし「え?そうなの?あ、じゃああそこだ、取ってくる。
     下は37だからね。自分でやってよ。」
その2「わかったから、早く51取ってきて」

なんの事でしょう?

男の子の洋服のデザインにはやたらと数字がプリントしてあったりする。
ちょっとカッコよくスポーティーに見えるようだ。
その2はそのせいで数字の書いてある洋服が好きなのだ。
数字指定で着るものを言う。

つまり、上の会話を解説すると・・・
まず、今日はTシャツが15で靴下が51、ショートパンツが37とプリントされているのでした。
その2の指定通り洋服を出しておいたが、
靴下片方が乾いていなくて、違う所に干してあった。
それをあわてて取ってくる。その2、その間にパンツは自分で履く。

今日のコーディネイトは全身でトータル154です。
一応、値段じゃないからね。
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by genkiyohou-shi | 2009-05-22 09:39
3歳だったその1がトイレからわたしを呼んだ。
その1「ママ~、来て~」

どうせ、大きいウンチが出たから見ろだの、なんだのそんな用件だろうと
トイレのドアを開けると

その1は便器の上にがに股に立って
「見て~、パンタグラフ~」
と自慢げにニコニコしていたっけ。

6歳になったその1がトイレからわたしを呼んだ。
その1「かあさ~ん、来て~」

どうせ、オシッコこぼしちゃったの、紙が無いだのとそんな用件だろうと
トイレのドアを開けると
「見て~」
と白目を剥いた顔でニコニコと便器に腰掛けていた。

次に9歳でトイレに呼ばれた時の芸が楽しみである。
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by genkiyohou-shi | 2009-05-20 04:44
今どきのこどもっていいよね。
電池さえあれば、何にでも変身できてさ。

その2「ママ~、これつけて~」

仮面ライダーガタックの変身ベルトをつけてくれと言う。
その2、一体、何に変身するつもりだい?

ウルトラマンメビウスのブレスレット、ウルトラマン光のブレスレット、ウルトラマンティガの変身アイテム、
仮面ライダーディケイドのベルトに仮面ライダーガタックのベルト。日本刀。
なにを思ったか、その2.持っている変身グッズを全身につけてわたしの前に出てきた。

全部装着して、最強の変人になるのだ・・・

関連記事・・・育児で必殺光線「変身」
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by genkiyohou-shi | 2009-05-19 04:46
その2「ママ~、ウンチ行ってくる~」
わたし「はいはい、行ってらっしゃい」
バタン。
 
別にウンチだろうがオシッコだろうが、トイレに行ってくれさえすればいいのである。
なんでそこまで詳しく申請していくのだろうか。

ガチャ、バタン。
その2「ママ~、シッコだった~」
わたし「はいはい、そうでしたか。残念でしたね」

別にどっちだったにしてもいいのだけど・・・
なんで訂正までしてくれるのだろうか。

その1「ママ~、シッコ行ってくる~」
バタン。

その1、お前もか・・・・

ガチャ、バタン。
その1「シッコだった~」

だからどっちでもいいんだって!!!
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by genkiyohou-shi | 2009-05-18 04:32
その2、パパ親とオセロ対戦。
ルール、あんまり解ってない。でもゲームはやりたい。
だって考えたふりして白とか黒とかの丸いコマ、置いてみたい。

パチン。パパ親、黒を置く。
パチン。その2、白を置く。

その2「諦めるにはまだ早すぎる・・・」

パチン。パパ親、黒を置く。

その2「いいチャンスをくれたじゃないか・・」
パチン。その2、白を置く。

オセロ、始まってまだ両方3打目。
ゲーム盤の中央にしかコマはない。
「諦める」も「チャンス」もなにも、勝負はこれからなんだってば。

ただ前々から言ってみたかったんだ、このセリフ。
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by genkiyohou-shi | 2009-05-16 07:59